大学に行くより有利?専門学校で取得できる資格の話
憧れの仕事(業種・業界) に就くために専門学校への進学を選択する意義は大きく二つありま す。
専門学校への進学の2大ポイント
一つは、 その仕事で必要とされる知識や技術を短期間で集中的に学び、 より高度なレベルにステップアップさせる、【技能修得】ができる ということです。
もう一つは、 その仕事に就く上で必ず保有していなくてはいけない資格、 もしくは保有していることにより待遇面などで有利になる資格を取 る、【資格取得】という側面です。
今回は、 専門学校への進学を検討する上で欠かせない資格取得についてお伝 えします。
学校を選ぶときは資格の数より質
どれだけ数多くの資格を目指せるか、 を謳い文句にしている専門学校は多々あります。
確かに、学歴ではなく、 取得している資格を採用のポイントにしている企業も増えている傾 向にありますが、 その仕事の業務を遂行する上で関係性がないのであれば当然のこと ながら、評価の対象にはなりません。
また、 業界経験者や転職を考えている人がスキルアップ、 キャリアアップを図るために有用であっても新卒者にはそうではな い資格もあります。
ただ単に、数多くの資格が取れるという“量”に目を奪われるので はなく、その仕事でどれだけ適格なものなのかという“質”を見極 める目を持つ必要があります。
そして、その質を見極める視点についてですが…
専門学校間で、 受験の結果である合格率に大きな開きがある場合には、入学者のうちどれだけの人が卒業できて、さらに卒業者の中でどれだけの人が受験し、そして合格したか、の 数字を比較することも大切です。
%(割合)のもとになっている母数が何なのか?
入学者数なのか卒業者数なのか、はたまた任意の希望者数なのか…
さまざまな視点の数字から学校を比較検討してみることで、 より自分に合った学校選びにつながります。