コロナ禍における今どきの専門学校
2020年のコロナ禍の影響は教育業界にも様々な変革を余儀なくさせました涙。
最たるものは、授業の在り方。義務教育にあたる小学校中学校はもちろん高校、さらには大学までもが、同一空間、同一クラスでの対面授業を見直さなくてはいけなくなりました。
その結果→いろんなタイプのオンライン授業が当たり前の光景になってきました。
まぁ、先生や講師がいて、その教科の知識を多人数に一方的に伝える従来の授業形式であるならば、伝達手段がオンラインにとって代わったということで、ある程度カバーできたのかもしれませんが…
一方、専門学校。座学で一方向からその知識を伝えるだけでなく、より近くに寄り添って技能習得をサポートするのが、真骨頂の専門学校の授業の在り方です。
それが、寄り添えない環境で、いかに個々の技能習得を促すか⁉️
オンラインじゃ伝わらない⁉️
いやいや…世の中のあらゆる業界のその道のプロの育成を担う専門学校です。今までも、技術革新や変革を遂げ続ける社会にも対応してきました。
だもんで、ここいらで、アゴをあげる専門学校ではございません。
それならばと、ITの最先端技術の一つであるIR、VRを活用することで、授業や技能習得に新境地を開いた学校もあります。
今回、取材したのは京都の大和学園https://www.taiwa.ac.jp/(栄養、医療事務、調理、 製菓・パティシエ、ホテル、ブライダル)と東京原宿にあるベルエポック美容専門学校https://www.belle.ac.jp/です。
★IR
いわゆる拡張現実。
例えば、文字、テキストで書かれたレシピをスマホでパシャっとすると、あら不思議、画面には出来上がりのお料理が3Dで出てくるとか。
★VR
いわゆる仮想現実。
例えば、コンロに油がこぼれ、火が燃え盛る。危険予測を口頭で伝えていたのが、ゴーグルを着けて、コンロを見てみると…3Dシネマさながらの体感、それ以上だそうです。
例えば、カリスマ美容師にカメラをつけ、その目線で、実際のスピードキレキレのワザががリアルにゴーグルの中に広がるそうです。
VRによる脳内錯覚が起きてあたかも自分がやっているような感覚になるとか。
視覚からプロのゾーンに入ることができるワケです。
そりゃぁ、スキルアップのスピードもプロ仕様になるワケですわ。
逆境こそ進化のチャンス
今どきの専門学校の『これから』に目が離せません