専門学校選び|進路・心理カウンセラー|通信制高校選びコンシェルジュ

進路・心理カウンセラーの学校選びと進路相談

オールアバウトの【学習・受験】【専門学校選び】ガイドが、学校選びの基準と受験対策のポイントをお伝えします。

高校2年生は1月から本当の勝負に入ります

勝負の3学期に向けて!

 

年の瀬を迎え、何かとバタバタしておりますが、年が明ければ3学期がスタートします。この3学期なのですが、進路業界の巷では0学期などとも呼ばれ、進路選択にとって重要な時期と位置づけられています。

 

高校2年生にとっては、次のステージに向けて必要な準備をしなくてはいけません。

それは情報収集であったり、応用力UPであったり人さまざまです。

進学を考えている人は、大学・短大か専門学校の選択になるのですが、そこでご一考。

 大学・短大は学生主導 VS 専門学校は学校主導

 

このところ、大学、専門学校どちらに進学する際にも、よく見かけるPRメッセージが面倒見という言葉です。

しかし、その面倒見の度合い、範囲、内容が【大学と専門学校】では異なります。


専門学校は、元々、その道のプロを養成する教育機関という社会的使命が根幹にあるので、その専門分野における職種、業界への就職率がポイントになります。

その道のプロを志して、せっかく専門学校に入っておきながら、卒業の時に、これからインドに行って人生修行の旅に出たい!!的発想は△と見なされます。

ですので、専門学校は、就活の途中経過、状況報告等がないと、学校側から声をかけられ、どうなっているんじゃ、今度はあそこの会社、次は・・・、学校の看板の名の下で、内定獲得に向かわせます。お節介さ加減は、高校生就職希望者への対応と似ています。学校主導の就活です。


逆に、大学を卒業時に、俺はアジアへ修業へ行く!と言っても、それを聞いた学校の職員が、掲示板でその学生を呼び出し、何考えとるんじゃ!ってことはありません。

まぁ、好きにしたまえ。と言われぐらいが関の山で、あくまでも学生本人の自己責任下において、進路選択が委ねられています。

とはいっても、学生側が悩み、戸惑い、キャリアセンター等にいけば、当然、個別に対応はしてくれるはずです。(そこからの面倒見です)

ただし、あくまでも、本人が自らの意志で動くことが、基本です。大学の就活が学生主導たる所以です。


上記に挙げたことは、あくまでも大学も専門学校も、一般的な学校、分野ということで、考えてください。

専門学校といえども就職活動に直結しないエンタメ系のデビュー分野もあったり、大学でも、より専門学校的な学びと資格取得で勝負しているところもあったりします。

今、述べたようなことは、卒業を前にした、次のステップへ移行する際の話ですが、入学前の段階でも大学と専門学校は大きな違いがあります。

冬休みはまったりOK、春休みで差をつける!

大学ではオープンキャンパスと言われるイベントが休みごとに開催されています。実際に、学校に足を運び、体験授業を受けたり、校舎、施設を見学したりします。
専門学校では、オープンキャンパスという言い方をする学校もありますが、1日体験入学、オープンスクール、学校見学会などというイベントになっているケースが多いのが例です。

大学のオープンキャンパスは回数は少なく、一回毎に多勢を集めて行われます。

専門学校の場合は
・回数勝負
大学のキャンパスのように広くはなく、毎週のように多く、一回ごとの人数よりも、内容も体験的な授業だけではなく、施設見学だったり、個別相談をそれぞれ分けて行うことが多いです。
・交通費がお得
地方各都市をバスで巡回しながらピックアップして送迎をしてくれたり、自宅から学校までの交通費の実費補助をしてくれるところもあります。
地方によっては、学校から自宅近所までスタッフが車で送迎してくれるところもあります。
・入試のポイントになる
しかも、参加がAO入試のポイントになり出願の際に一部入学金などが免除になったりしている学校も少なくありません。

お正月で地方に行く機会がある人は、帰省先のご当地学校に行って、都心型の同分野校と比較してみて、都心型と地方型の同分野校を比較検討するのもご一考です。

百聞は一見に如かず、とはこのシーズンで1番使われる慣用句と言っても過言ではないでしょう。聞く→見るというより、パンフレットばかり眺めていないで、見る→動く、実際に行動してみよう!ということですね。


せっかくの冬休みです。行動範囲を広げて進路選択してください。