センター試験:スタート5分で出来る心理テク!
明日からは受験生にとっての大一番である大学入試センター試験が始まります。
泣いても笑っても、明日には試験がスタートしています。もう、24時間を切っています。その間に、セルフイメージを高める、過去問の見直し、体調管理、お参り祈願、、、悔いが残らないように、出来ることは何でもやっておきましょう!
今回お伝えするのは、試験開始5分でやることです。
ちなみに、各科目の解答方法やタイムマネジメントではありません。
おまじないや験担ぎでもありません。
れっきとした心理学的根拠に基づいたワザ・テクニックです。
アメブロでも毎年、この時期にお伝えしています。
センター試験対策。開始5分間でやること。|万(よろず)心理鑑定人が綴る★女子高生・女子大生★のためのお悩み解決ブログ
どんな大舞台でも最大のパフォーマンスを発揮するには、それ相応の心理状態をキープかが鍵を握ることは、ご存じでしょう。スポーツの一流プレーヤーはそういった緊張やストレスをコントロールできるメンタル面のトレーニングも確実に積んでいます。
では、受験の際に起こりうる過度のストレスを誘発する外的要因はなんでしょうか?
試験会場に入れば、いつもの教室や自習室ではなく、しかも周りは知らない人ばかりです。ある意味、全員がライバルです。そんな中で、平静を保つのはよっぽどことです。
そして、問題用紙が配られ、一通り全体に目を配ると思います。その時に、直感的にできそうだなとか、えっ!?これが来たの?とかいろんな心理反応が起きます。それをどうこうすることには、あまり意味はありません。
それよりも、さっさと問題を解かなくてはいけません。何しろ、近年のセンター試験は問題が解けるかどうかよりも、タイムマネジメント力が問われる仕組みになっています。
さぁ、いざ解き始めてみると、周りの人が解答しているペンの音がやたらと気になります。
こっちは、問題文さえも読み終えていないのに、さらさらと解答している!!うわっぁ~!?となり、見ている問題文自体が頭に入ってこず、さらにマークする欄を間違えたり、ずれたり・・・ということはないですか?
何が起きているかというと、3タイプの感覚の強弱がある一定のパターンを示しているということです。3タイプとは視覚(目)、聴覚(耳)、体感覚(手足)です。
先ほどの一例にあげたパターンは聴覚(動揺)→視覚(焦燥)→体感覚(誤作動)と推移しています。
では、より高いパフォーマンスを発揮するにはどうしたら良いかというと、パターンの順番を組み替えるのです。
端的に言うと視覚→体感覚→聴覚と流れを変化させます。
上記の流れをつくるには、何をするかというと・・・
問題文を注視する(視覚)しキーワードに○印をつける、下線を引く、レ点を入れる(体感覚)などです。
どれでも構いません。どの言葉をマークしたかがポイントではありません。要は、そうすることで、感覚部位の意識を一気に視覚→体感覚へと組み替えることが狙いです。
そして的確にマーキングしていく、それからやっと周りの状況が聞こえてくる、イメージです。しかも、それは全ての問題にやる必要はありません。そんなことやっていたら、時間内の解答がおぼつかなくなります。
せいぜい5分程度で、自分が目の前の問題に集中して解答できるようになれば、いつものやり方でさらさらと解答していけば良いのです。
大丈夫です。なんとかなります。とは決して言うつもりはありませんが、
なるようにしかならないのが現実だと思います。
それでも、みなさんが、なりたい未来に一歩でも近づけるよう、私は祈ります。