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進路・心理カウンセラーの学校選びと進路相談

オールアバウトの【学習・受験】【専門学校選び】ガイドが、学校選びの基準と受験対策のポイントをお伝えします。

医療系予備校の選び方

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女医もさることながら、男子たるもの!

開業医の子息として生まれたたならば、家業を継ぐため医学部への進学は宿命づけられているようなものです。現役合格、AO入試での進学が主流になりつつ受験現場において、医学部進学は浪人も視野に入れた対策が求められます。
 
今回は、浪人した際の予備校の選び方について考えてみます。
 

やはり経済的には国公立ですね

国公立の場合は、何をおいてもセンター試験にかかっています。当然のことながら二次試験の出来が、最終的には合否に繋がりますが、センターで足切りにあうと、勝負の二次試験の土俵にも上がれません。しかも、医学部を狙うのであればどの科目も取りこぼすこなく、高得点でくぐり抜けなくてはいけません。そうすると必然的に、センターに強い予備校を選択することが望まれます。受験科目数の多さに加え、自分に合った講師を選ぶためには同一科目に複数のエキスパート講師がラインナップされている大手予備校の医療系コースになります。
 

私立狙いの方は

私立大学受験の場合は、ピンポイントでその大学の試験対策をやっている医療系予備校や、やや小規模であっても実績のある塾的予備校ということになります。ただし、あくまでも医歯学部に特化にしたコースがあるところがイイでしょう。他の医療系の資格受験対策がメインのところは避けた方が無難です。
 
その中でも、近年では、マンツーマンで合格請負人的な個別指導を行っているところもありますので、経済的に余力があるならば、そちらも選択肢に含めても良いでしょう。
 

予備校選びのポイントは

当然のことながら、予備校を比較検討する際は、どの大学へ、どれだけ合格者を出せたかという『実績』を重視しなくてはいけません。予備校選びを考えている受験生にとっては、来春、自分もその中に含まれるかという点では、この実績は未来軸になります。
 
さりとて、自分の得意科目、苦手科目は何なのか?コマを選ぶためには集団講義も構わない派なのか?マイペースなので個別が向いているのか?・・・などの自分の現状を的確に把握してからこその、予備校選びと言えます。
 
現在軸を見誤ることなく、未来軸を描くことが、予備校選びのキモになります。