転職したくなったら、考えておきたいこと。
少子高齢化、人材不足、介護保険制度の改正など、福祉業界を巡る環境は目まぐるしく変化しています。施設やサービスを利用する側の問題もさることながら、サービスを提供する側も従業員の定着率の改善という、恒常化された課題に取り組んでいます。
先週、埼玉県の老舗介護センターのである
たんぽぽ介護サービス|川口市の介護・デイサービス・訪問介護事業所
の新施設のお披露目&スタッフ研修会に呼ばれお話しさせていただきました。
いかに、生きがい、やりがいを見出して仕事に向き合うか?
そのために必要なものは、何か?
自ずと、『コミュニケーション』と『自己理解』というキーワードにつきあたりました。
さりとて、
コミュニケーションの大切さを解っているのは、当たり前のこととして、どうやったら、上手くできるのかを、抽象論ではなく、心理学×分析学×統計学×行動学を使って、タイプ診断をしました。
この条件が揃えば、確実に離職に至る退職三箇条はこちらのブログでお伝えしています。
万(よろず)心理鑑定人が綴る★女子高生・女子大生★のためのお悩み解決ブログ
その時のレジュメを一部公開します。
【研修レジュメ】 H27.3.15
■“悩み”について
カウンセラーの視点から
■業務について
・目的(理念・ビジョン)
・目標(目的を成就するための指標、数値化できるもの)
■目標達成のための戦略の立案
2大スキルの向上
1 業務内容に即した実践的専門職スキル
2 コミュニケーションスキル(どのような職種においても必要とされる)
↓
A:縦軸(対従業員) B:横軸(サービス受益者、利用者)
縦横のバランス感覚が大事
※退職条件三箇条について
『自己理解』『他者理解』を基本とした“個性の違い”の理解と表現・伝達方法の向上
「敵を知り、己れを知れば、百戦あやうからず。敵を知らずして、己れを知れば、一勝一負す。
敵を知らず、己れを知らざれば、戦うごとに必ずあやうし。」
『自己実現、円滑なコミュニケーションのための5step』
1 自分を知る
2 相手を知る
3 自分と相手の違いを知る
4 その違いを分析する
5 分析結果に基づいたアプローチ
上手くいかない人の行動パターン
2(相手)➝5(アプローチ)
1、3、4が抜けている。
※観念論や倫理観ではなく、客観的な基準、視点で個性の違いを捉えてみる。
《タイプ診断①~⑤》講演+ワークショップ+デモンストレーション
タイプ診断①
心理テストワークショップ 【交流分析(TA)】
“相手を変えることはできない、ただし、自分が相手に対する態度を変えることで、相手が変わる可能性がある。”
タイプ診断②
心理分析学的ワークショップ(情緒型・行動型・思考型)
業務・分署をタイプの特性と照合(マッチング)させる。
・得意なことをやっている人(自分の強みと業務内容がマッチしている人)
→出来ていない人を軽視していないか?責めていないか?
・苦手なことをやっている人(自分の強みと業務内容がマッチしていない人)
→拗ねていないか?受け身になっていないか?
タイプ診断③
左右の身体反応の見分け方とアプローチ法
タイプ診断④
ストロークタイプ診断(外向派、内向派)
他者との関わりにおける 快 ・ 不快
同質性の場合 やすらぎ ・ マンネリ
異質性の場合 刺激 ・ すれ違い
例)不快な関係性(ミスコミュニケーション)が生じた場合
『言ってくれないと分からないよ!!』・・・聴覚優先の外向派
『見れば分かるでしょ!!』・・・視覚優先の内向派
起きている現象から主観的な視点、価値観で善悪、正邪を判別するのではなく、
→客観的な視点でタイプ分析を行うと・・・
A優先感覚器タイプの違い Bストロークタイプの違い が潜在要因として存在する。