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進路・心理カウンセラーの学校選びと進路相談

オールアバウトの【学習・受験】【専門学校選び】ガイドが、学校選びの基準と受験対策のポイントをお伝えします。

◉夜型のあなたにもピッタリな夜間学科の魅力


3月末の、土壇場で進路変更が生じるケースで多いのが学費と就職先の問題です。
それを、両面から解消する制度として、注目を浴びている制度があります。
働きながら学ぶ、学びながら働く、就職進学、通学社員等と呼ばれる学費に絡んだ進学制度の紹介です。

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あなたは何型ですか?

 
朝、目覚めが悪い、テンションも低い・・・
午前中は仕事や勉強のピッチが上がらず、ダラダラモード。しかし、日が暮れてきた途端、なぜか自然とスイッチが入り、変身するぐらいエネルギーが湧き上がってくる!って人いますよね。

動物や昆虫だって、夜行性があるくらいです。人間にも、そんな個々の生体リズムタイプの違いはあっていいはずです。

今回は、サプリや運動の話ではありません。

小さい頃からの朝型学校で苦労した方への、もう一つの学びの道の提案です。
専門学校の中には、昼間部だけでなく、夜間学科も併設している学校があります。

では、昼間は何をするのですか?

ズバリ!働くのです。
しかも、自分が就きたい夢の業界にマッチした仕事です。
昼間は社員やアルバイトとして働いて、夕方の定時になれば、学校に行き授業を受けるのが一般的なパターンです。
進路選択の中では、就職進学、アルバイト進学とか働きながら学ぶ制度とか、通学社員制度とか、学校によって呼び名はマチマチです。

夜間学科の魅力とは?

 
さて、そんな夜間学科の何が魅力ですか?

それは取りもなおさず、学費の面です。ただ単に授業料が安いというだけではありません。昼間は社員として、働いていますので、自分で稼いだ収入の中から、学費を捻出し、生活していきます。しっかり稼ぎながら、資格を取りつつ、検定を受けたりしつつなライフワークです。


決して、ゆとりのある生活ではないでしょうが、揺るがない夢に向かってルートであることには違いありません。


提携企業の思惑

では具体的にどのような分野、学科があるのでしょうか。
医療事務系の学科は、午前中から午後の時間帯が忙しい病院で事務補助の仕事をし、夕方から学校での情報管理士の資格取得に向けた勉強がスタートします。
また、観光系の学科は午前中から午後にかけて学校で勉強し、慌ただしさを増すホテルの現場に夕方から向かいます。ベルボーイやフロント、レストランなど様々な仕事が混在するホテルで働きます。
コンビニでの人材需要も見込まれる登録販売者の資格する学科がドラッグストアと提携している例もあります。
ある会社に勤務しながら、2年後の卒業時にそのまま継続勤務してもいいし、新たな会社にチャレンジしてもよし、中には夜間は公務員学科で学び、合格すれば公務員へ転身するなんてコースもあります。その他、調理系、保育系、IT系ビジネス系といった分野の学校にも多数設置されている夜間学科です。
しかも働き先の会社は、自分で勝手に探すのではなく、出願と同時に、学校側が関連企業を紹介するケースも少なくありません。
実は、そういった学生を受け入れることで現場の人材不足の解消できるという企業側のメリットもあるのです。


自分でなんとかしようじゃないか!

分野直結型のアルバイト進学的な夜間学科以外にも、自立型進学プランあれこれあります。
学ぶ領域と業界が直結している夜間学科以外にも、分野、学校を問わない、
読売、産経、日経、朝日、毎日等の各大手新聞社による新聞奨学生
ビアホール等の飲食関係の大手のサッポロライオンの学生社員制度
中には、ホテルや店舗の社員寮から通う通学社員制度といって住居の面もカバーしてくれるところもあります。



自分自身への見極めが肝心です

家計の事情により、憧れの仕事に就く夢を断念せざるを得ないケースも確かにあります。しかし、地方→都心、家族と同居→一人暮らし、学ぶだけ→+働く、いろんな条件を組み合わせたり、調整することで、自分の目指す道が拓けてくるかもしれません。

そうは言うものの、決して楽な道ではありません。やはり、朝から通常に働き、それなりの結果も求められ、それが終わってから学校へ行き机に向かうわけです。
体力的にも、精神的にもタフでなくては続きません。
そのタフを支えるのは、どこまでいっても、なりたい自分にナル!んだという覚悟と、絶対、憧れの仕事につくんだというにやる気以外に他なりません。