辞表を出す前にすべきこと
年度始めも佳境を迎え、就活生の姿も、転職広告も花盛りです。煽るメッセージも多数見受けられます。『天職』に繋がる”転職”ならいいのですが・・・
転職の前にすべきこと!
何らかの事情があって、辞表をしたためることになる→お世話になった!?ならない!?会社にサヨナラを告げる→その前にすることがありますね。
サヨナラの前に、一度振り返ってみること大事ですね。
なにも仕事の話しだけではなく、男女の別れだってそうですよね。
振り返って、尚、別れの覚悟と理由を、きちんと、それなりに説明をしなくてはなりませぬ。
きっと、そう思い至るには、きっと様々なことがあったのでしょう。
退職への道
さて、いろんな思いがある中で、
これが、揃えば、間違いなく転職街道まっしぐらという退職条件三箇条というのがあります。
其の一: 職場の同僚や上司と合わない(社内的人間関係)
其の二: 自分が担当する業務に関わる出入り業者や、お客と合わない(社外的人間関係)
其の三: 業界、業種、業務そのものが合わない(適性)
つまり、自分の価値観や性格、能力が相手であるべき人や仕事と“合うか、合わないか”、ということになります。
好き嫌いの話しであれば、自分の主観の問題です。たとえ嫌いな食べ物であっても、栄養になると思えば我慢して食べますし、たとえ、好きなことであってもやり過ぎで害を及ぼすようならば、自重しますし、、、
その辺りのプラスマイナスも鑑みて、自分がやるか、やらないか、の選択になります。
どこまでも、自分軸でOKです。
しかし、合うか、合わないか、はその主観に相手が加わって、初めて成立します。
なので、自分の振り返りだけでなく、相手の振り返り、さらに相手と自分のマッチングの検証も必要になってきます。人にしろ、事にしろ、です。
振り返りの順番
まずは①自分、
そして②相手、
さらに③自分と相手の違い、
そして④その違いの分析・検証、
それがあって初めて⑤次のアクション・アプローチがあります。
振り返り事項のポイント
前述したのは、料理で言えばレシピにあたるものです。
食材にあたるものが、次の3つのポイントです。
①情緒面(モチベーションがキープできていたか)
②行動面(時所位に応じた的確な行動が取れていたか)
③思考面(自主性、主体性をもって臨んでいたか)
他にもあると思いますが、人が生まれ持った性格タイプ、潜在能力、バイオリズムに影響されやすいポイントを挙げてみました。
情報の波に溺れることなく
以上のような振り返りをした上で、次のステージを目指すのか、
それとも現実逃避に近い形で次へ進むのか、
自分では上昇のスパイラルのつもりでいても、端からみたら下降しているスパイラルに陥っている場合だってあります。
転職情報会社、就活情報会社は、人の流動性で成り立っています。固定化された状況では、収益性が落ちます。当然の如く、流動化に繋がる恣意的な情報を発信しているケースもあるやもしれません。
仕掛けられた流れに飲み込まれ右往左往するのではなく、確立した自分軸をもって情報収集にあたれると良いですね。