専門学校選び|進路・心理カウンセラー|通信制高校選びコンシェルジュ

進路・心理カウンセラーの学校選びと進路相談

オールアバウトの【学習・受験】【専門学校選び】ガイドが、学校選びの基準と受験対策のポイントをお伝えします。

失敗に繋がる『専門学校選び』におけるNGワードとは?

『専門学校選び』大学の受験校の絞り込みの決定的な違いは、どこを起点にしたベクトルかということです。


図のように大学受験の場合はとにもかくにも一般入試に備えて学力を上げる。もしくは志望校をAO入試や推薦入試で受験するのであれば志望動機書や面接対策をする。

 

f:id:masayoshifurugen:20200223062518p:image

 


将来のナリタイ・ヤリタイのビジョンを明確にもつよりも、一つでもランクを上げることの意識をもつことが重要だと、個人的には考えています。


昨今は、学びたい学部を選んで学校を選びをしていくという進路指導の風潮もありますが、個人的には、学力をランクを上げる努力を徹底的にした上で学校や学部選びをしていくというアドバイスをさせていただいています。(異論もあることは重々承知しております)


さて、一方、『専門学校選び』こそは、ナリタイ・ヤリタイをベースにした業界選び、職種選びをした上で、学校選びをしていくがポイントになります。

 

f:id:masayoshifurugen:20200223062445p:image


大学とは真逆の考え方です。


そういった専門学校進学にあたり、どのようなNGワードが挙げられるかというと『とりあえず』になります。


✅大学に行くほどの学力がないから『とりあえず』


✅いきなり就職は厳しそうだから『とりあえず』


✅特にこれといった就きたい仕事がないから『とりあえず』


業界を即戦力で活躍できる人材育成のための専門学校の学びです。だから、美容師になるために美容の専門学校に行ったのに、後々公務員になりたいとか、調理師の仕事に就きたいとかはありません。


学びから就職先まで徹頭徹尾、業界に直結しているのが専門学校です。


一方、大学の学部での学びは必ずしも関連業界への就職と結びついているとは限りません。


文学部に進んだからといって、出版社しか就職先がないとか、経営学部に入ったから経営に携わる仕事しかない、就職活動の業界も限定されるというものではありません。


ただし、理工系の学部は専門学校とやや近く、学んだことをベースに研究者や開発などに関連する仕事に就くことは少なくありません。


そういう大学の就職活動の実態もあるため業界直結型ではない文系学部の『とりあえず』はあっても構わないと考えています。


『とりあえず』進学したあとに、4年間という学生生活の中で、仲間と出会い、アルバイトや課外活動などさまざまな機会を通じて、職業観に繋がる道が触発されるケースもあると思います。


例えていえば、大学はさまざま食材を使い創意工夫で創作料理を作るイメージで、専門学校は鉄板メニューをレシピ通りに完成させるイメージに近いものがあります。


では、専門学校にはどのようなメニュー、分野・学科・コースがあるかというと下記の画像をご参照ください。

 

f:id:masayoshifurugen:20200223100614j:image


刻一刻と新たな業界や職種も生まれ、それに合わせた人材育成の新たな専門学校や学科、コースが登場しています。


この画像にはありませんが、eスポーツやドローン、AI関連などは新たな分野と注目されて、新設も増えていくことでしょう。

 

 


あなたのナリタイ・ヤリタイは何ですか?


進路選択でお悩みの場合は、無料相談のサイトからどうぞ


http://furutraman.wixsite.com/school