高校時代に頑張ったことの伝え方5つのポイントとは
自己PRと志望動機理由の伝え方については前回記事と前々回記事をご参照ください。
今回は、その中で取り上げた書き方の型『か・き・く・け・こ』の『く』の苦労話=努力話のポイントについてお伝えします。
自分は、高校生時代何を一生懸命やっただろう⁈特にないかもしれない⁈と言う人が結構います。
振り返りのポイントは次の5つのどれかにまとめてください。順不同ですし、複数併せた内容でも構いません。
①勉強
やみくもに、この教科頑張りました!と表現するのではなく、
A得意教科をより伸ばした
B不得意教科の底上げをした
上記のいずれかを、計画的に対策した、そして結果がこうなった(数値化しやすい)とアピールしてください。
工業高校や商業高校での専門資格取得や英検、漢検、数検などの教科資格の取得も大いにアピールしてください。
②部活動
これはとやかく言う必要はないので、ありのままで大丈夫です。中には、ウチは活発でなかった!と言う人もいますが、活動自体はそうであったとしても、部長決めるのに苦労した!とか、辞める人を説得するのに大変だった!そのようなマイナス的に聞こえることも、逆境に立ち向かった例になりアピール度は高いものです。
③学校行事
文化祭、体育祭、修学旅行、研修会…単に上手くいった!成功した!だけではなく、頑張っだけど上手くいかなかった、失敗した。これらからも学んだことはたくさんあるはずです。
仕事に就いたら、そのようなアップダウンの体験の連続だと思っておいた方が良さそうです。
④課外活動
地域行事、ボランティア、親や親戚知人の手伝い、どこにいっても、何をやっても人が関わり、それに伴う人間関係はついて周ります。上手くいくこともそうでないことも、学び気付きの糧となります。
⑤アルバイト
社員さんや先輩スタッフ、仲間スタッフや後輩とミッションを果たす。お客様もそれぞれなはずです。なんとか喜んでもらいたい、与えられたミッションをやり遂げたい、これらはまさしく仕事そのものです。資格はなくとも、専門のスキルはなくとも即戦力が培えます。あとは、それらを専門学校で修得します。
どうですか?
これら5つのどれかを掘り下げていけば、それだけで800〜1200字ぐらいは軽く埋まります。逆にどれを絞り込んで、削っていくかの作業になります。
文字数が足りないからと書き足して、粘った原稿より、絞って削ったものの方が内容やまとまりがあり、高い評価につながるのは言うまでもありません。