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進路・心理カウンセラーの学校選びと進路相談

オールアバウトの【学習・受験】【専門学校選び】ガイドが、学校選びの基準と受験対策のポイントをお伝えします。

失敗に繋がる『専門学校選び』におけるNGワードとは?

『専門学校選び』大学の受験校の絞り込みの決定的な違いは、どこを起点にしたベクトルかということです。


図のように大学受験の場合はとにもかくにも一般入試に備えて学力を上げる。もしくは志望校をAO入試や推薦入試で受験するのであれば志望動機書や面接対策をする。

 

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将来のナリタイ・ヤリタイのビジョンを明確にもつよりも、一つでもランクを上げることの意識をもつことが重要だと、個人的には考えています。


昨今は、学びたい学部を選んで学校を選びをしていくという進路指導の風潮もありますが、個人的には、学力をランクを上げる努力を徹底的にした上で学校や学部選びをしていくというアドバイスをさせていただいています。(異論もあることは重々承知しております)


さて、一方、『専門学校選び』こそは、ナリタイ・ヤリタイをベースにした業界選び、職種選びをした上で、学校選びをしていくがポイントになります。

 

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大学とは真逆の考え方です。


そういった専門学校進学にあたり、どのようなNGワードが挙げられるかというと『とりあえず』になります。


✅大学に行くほどの学力がないから『とりあえず』


✅いきなり就職は厳しそうだから『とりあえず』


✅特にこれといった就きたい仕事がないから『とりあえず』


業界を即戦力で活躍できる人材育成のための専門学校の学びです。だから、美容師になるために美容の専門学校に行ったのに、後々公務員になりたいとか、調理師の仕事に就きたいとかはありません。


学びから就職先まで徹頭徹尾、業界に直結しているのが専門学校です。


一方、大学の学部での学びは必ずしも関連業界への就職と結びついているとは限りません。


文学部に進んだからといって、出版社しか就職先がないとか、経営学部に入ったから経営に携わる仕事しかない、就職活動の業界も限定されるというものではありません。


ただし、理工系の学部は専門学校とやや近く、学んだことをベースに研究者や開発などに関連する仕事に就くことは少なくありません。


そういう大学の就職活動の実態もあるため業界直結型ではない文系学部の『とりあえず』はあっても構わないと考えています。


『とりあえず』進学したあとに、4年間という学生生活の中で、仲間と出会い、アルバイトや課外活動などさまざまな機会を通じて、職業観に繋がる道が触発されるケースもあると思います。


例えていえば、大学はさまざま食材を使い創意工夫で創作料理を作るイメージで、専門学校は鉄板メニューをレシピ通りに完成させるイメージに近いものがあります。


では、専門学校にはどのようなメニュー、分野・学科・コースがあるかというと下記の画像をご参照ください。

 

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刻一刻と新たな業界や職種も生まれ、それに合わせた人材育成の新たな専門学校や学科、コースが登場しています。


この画像にはありませんが、eスポーツやドローン、AI関連などは新たな分野と注目されて、新設も増えていくことでしょう。

 

 


あなたのナリタイ・ヤリタイは何ですか?


進路選択でお悩みの場合は、無料相談のサイトからどうぞ


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高校時代に頑張ったことの伝え方5つのポイントとは

自己PRと志望動機理由の伝え方については前回記事と前々回記事をご参照ください。

今回は、その中で取り上げた書き方の型『か・き・く・け・こ』の『く』の苦労話=努力話のポイントについてお伝えします。

 

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自分は、高校生時代何を一生懸命やっただろう⁈特にないかもしれない⁈と言う人が結構います。

 

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振り返りのポイントは次の5つのどれかにまとめてください。順不同ですし、複数併せた内容でも構いません。


①勉強
やみくもに、この教科頑張りました!と表現するのではなく、
A得意教科をより伸ばした
B不得意教科の底上げをした
上記のいずれかを、計画的に対策した、そして結果がこうなった(数値化しやすい)とアピールしてください。


工業高校や商業高校での専門資格取得や英検、漢検、数検などの教科資格の取得も大いにアピールしてください。


②部活動
これはとやかく言う必要はないので、ありのままで大丈夫です。中には、ウチは活発でなかった!と言う人もいますが、活動自体はそうであったとしても、部長決めるのに苦労した!とか、辞める人を説得するのに大変だった!そのようなマイナス的に聞こえることも、逆境に立ち向かった例になりアピール度は高いものです。


③学校行事
文化祭、体育祭、修学旅行、研修会…単に上手くいった!成功した!だけではなく、頑張っだけど上手くいかなかった、失敗した。これらからも学んだことはたくさんあるはずです。
仕事に就いたら、そのようなアップダウンの体験の連続だと思っておいた方が良さそうです。


④課外活動
地域行事、ボランティア、親や親戚知人の手伝い、どこにいっても、何をやっても人が関わり、それに伴う人間関係はついて周ります。上手くいくこともそうでないことも、学び気付きの糧となります。


⑤アルバイト
社員さんや先輩スタッフ、仲間スタッフや後輩とミッションを果たす。お客様もそれぞれなはずです。なんとか喜んでもらいたい、与えられたミッションをやり遂げたい、これらはまさしく仕事そのものです。資格はなくとも、専門のスキルはなくとも即戦力が培えます。あとは、それらを専門学校で修得します。


どうですか?


これら5つのどれかを掘り下げていけば、それだけで800〜1200字ぐらいは軽く埋まります。逆にどれを絞り込んで、削っていくかの作業になります。


文字数が足りないからと書き足して、粘った原稿より、絞って削ったものの方が内容やまとまりがあり、高い評価につながるのは言うまでもありません。

 

 

自己PRにおける『目標』と『目的』の違いについて

自己PRとして志望動機を書いて伝えるのが『志望動機書』で、話して伝えるのが『面接』ということは前回お伝えしました。

なぜその業界を選んだのか、なぜその仕事を選んだのか、様々あります。

 

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しかし、自己PRをしていく上で、混同されるのが『目標』と『目的』です。


志望動機、志望理由を伝える上で、キモになるポイントといっても過言でありません。

 

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まずは、その違いを認識しておきましょう。
『目標』は数値化できたり、人と比較差別できたり、具体的な資格やスキルなどです。


例えば、〇〇の資格を取得する。〇〇までにレベル〇〇まで達する。売上は〇〇円。〇〇人の人を集める…


一方、『目的』は抽象的なことや目指すべき生き方や在り方など、人や周りと比較することのできないものです。誰かのために!何かのために!


例えば、お客様の笑顔のために!世の中を〇〇に変えていく!生きがいのある人生をサポートする!…


若いうちは、なかなか答えづらいものです。
だからといって、そこの原点の深掘りを疎かにしていると、とかく風評や世間体、無意味なまでの周りの評価に右往左往して、自分を見失いかねません。

 

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志望動機書では、『目標と目的』の明確な線引きはそれほど意識しなくても大丈夫です。しかし、面接の場合は、そこを確認するための質問がされることも少なくありません。


当然、入学や入社を希望している学校や企業にも建学の精神、教育理念、企業理念、ミッションやビジョンといった言葉で表現されているはずです。

 

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相手が掲げているものが『目標』なのか『目的』なのか、聞かれているものがどちらなのか、見極めつつ、慎重に応対しなくてはいけません。


その仕事に就く上で、その学校に進学する上で、
あなたの『目標』は何ですか?
あなたの『目的』は何ですか?


今一度、問い直してみましょう!

 

 

 

 

 

専門学校受験(志望理由書の書き方)

大学のAO入試においても重要視される『志望動機書、志望理由書』の書き方を、今回は『専門学校受験』編としてポイントを絞りお伝えします。

 

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専門学校の受験の際に、どの学校でも提出が求められる『志望理由書・志望動機書』の書き方について千葉県立船橋二和高校の2年生に講義してきました。

 

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その際のレジュメスライドを画像にして解説します。多少の応用は必要であるものの、大学受験のAO入試でも使えるワザです。

書き方のコツというより、パターン・フォーマットとして考えてください。

 

志望動機、志望理由の伝え方ですが、身近な例に置き換えると『恋愛』の伝え方(ここでは一般論とさせてください)と似ています。

志望校をお相手と見立ててアプローチします。

 

出逢いのきっかけは?

いつから好きなったのか?

他の人ではダメで、なぜその人でなくてはいけないのか?

これから、どういう関係になりたいのか?

と、自己PR、自己アピールをするわけです。

 

それをラブレターのごとく書いて伝えるのが『志望動機、志望理由書』で、

会って直接告白するのが『面接』のイメージです。

 

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伝えるコンテンツ(内容)をいくつかのパーツで考えて、組み立てます。

 

名付けて、志望動機の『か・き・く・け・こ』です。

 

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①まずは、『か』の過去


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自分の希望する、ナリタイ・ヤリタイ業界や職種との出会いです。何かしらの体験、経験の上に希望進路というのは出ているはずです。

 

②次に、『き』のきっかけ


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今までの経験・体験はいろいろあった、しかし、なぜ、その業界・職種を自分の進路、目指す職業として意識するようになったのか?

 

例えば、職場体験で仕事人から話を聞いて触発されたのか?

はたまた、オープンキャンパス、体験入学に参加して確信を得たのか?

誰かの言葉をもらったのか?

 

過去の体験を受けてのきっかけ話しに繋げる流れです。

 

さて、ここから、角度を変えていきます。

 

③『く』は苦労話

 

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苦労話とはややこじつけもあります。努力話、頑張ったこと、一生懸命やったこと、やっていることなどです。

実は、目指す希望職種に直接つながらなくても構いません。

 

なぜなら、どんな仕事に就こうが、どんな会社に入ろうが、頑張ることを知っている人は、『頑張る』可能性が高いものです。

そこの可能性を信じて、一緒に仕事をしてみたいと思うものです。

 

とは言っても、

 

もし、これをお読みのあなたが現役高校生ならば、『頑張り』の幅はそんなに広くあるものではありません。

 

『勉強』『部活動』『学校行事』『課外活動』『アルバイト』『家の事』いづれかに引っ掛けてください。

 

④次は、『け』の結果


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頑張ったことなのだから、それに伴う結果があるはずです。スポーツ系部活動の成績や文化系活動の受賞歴などは分かりやすいですが、そうでなくても、やってきたことを振り返ってみれば、必ず気付き学んだことなどもあり、それらも大いにアピールしたいところです。

 

⑤最後に、『こ』はこれから

 

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5年後、10年後の自分像で語るもよし、こんな資格を取得するとか、スキルを身に付けるとか、夢・目標の大きさ、高さを思いっきりアピールしてください。

 

まとめると下記の図のようになります。


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過去→現在→未来の時間軸でボリュームの強弱をつけて構成してみましょう。

構成の他に順番も気になるところですが、実際にまとめる時には、⑤のこれから、夢・目標を導入にして、書く場合も少なくありません。

 

時間軸の順番のよりも、五つのパーツの組み立てを自分流にアレンジしてみてください。

それよりも重要視されるのは、自分の想いがいかに相手に伝わるかということになります。

 

いきなり『か・き・く・け・こ』を書き始めるより、まずはあなたのことをよく知っている人から①〜⑤について、インタビューしてもらってください。きっと、自分でも気付いていなかった意外な気持ちや言葉が飛び出してくるはずです。

 

それが、あなたを彩るキーワードになってきます。

 

学校選び進路選択でお悩みの方は、私が運営していますこちらのサイトから無料相談にエントリーしてください。

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埼玉選挙演説での弁士の決定的なミストーク〔通信制高校の選び方〕

| 大宮駅での選挙演説における『不登校』へのミスリード

 

『数年前まで、高校中退率が全国でワースト8位だった埼玉県ですが、我々が県を鼓舞し働きかけ続けたことで、今や全国ベスト2位になっています!』

 

昨日埼玉県大宮市で、『通信制高校合同相談会』がありました。私も【通信制コンシェルジュ】として参加しました。


たまたま、その帰り、大宮駅前でのナゾの街頭演説に遭遇したわけです。与党だか野党だか知らんが、何でも自分らの手柄にするつもりなのでしょうか?

 

政治家の鼓舞!なんぞで教育が劇的に変わることなどあり得ん!と思っています。

 

個人的には、神の見えざる手的な需要と供給のバランスを鑑みた市場原理が効果的に働いた!とみています。

 

| 通信制高校の役割と将来性


高校中退、不登校や発達障がい、起立性調節障害、アスリート、タレントなど様々なタイプの生徒を受け入れる『今どきの通信制高校、サポート校』の存在が大きく影響しているはずです。


以前は、確かに、『フツー』の全日制高校を中退せざるを得ない生徒が大勢いたのでしょう。


しかし、それは通信制高校にとっては格好の市場になり→

様々なタイプの通信制高校が学習拠点を至るところに開設→

そもそも『フツー』には馴染まない生徒の保護者が、高校進学前から通信制高校の存在を知って、的確に情報を入手し→

自分にピッタリの学校選びができるようになった!

もしくは、


『フツー』に進学したものの、何らかの事情で中退しそうになった→が、その前に、ピッタリな通信制高校に転校できた!


に他ならない…と思います。


ピッタリなんだから、わざわざ辞める、中退することもなく、楽しく高校生活をエンジョイし、卒業して、それぞれの進路に進んでいける。


そんな生徒が増えています。


その昔、沖縄県だって高校中退ワーストを返上するため、中退しそうな各地域の公立高校の生徒は、公立の通信制定時制高校に転校させ、そこで数年居させる。


そのようなことで、行政主導の元、劇的にワーストから脱出できた箱物マジックをやっていました。


そんな沖縄でも、今では、やはり様々なタイプの通信制高校ができ、ピッタリハマる子が増えています。


知っておいて損はない、目から鱗の今どきの通信制高校です。

 

| 通信制高校の選び方や学校毎の情報が得られるイベントとは?

 

ここからは、イベントのPRになります。


何、相談していいか分からない方、初心者大歓迎です。子供が小学生です、中1です、まだ早いかも…


いいじゃないですか!心配ご不要!そんな方には、コンシェルジュが対応します。


お声がけください!ではなく、こちらから声かけますので。

 

今度は、あなたの街でお会いしましょう!


通信制コンシェルジュがいる通信制高校合同相談会はこちらのサイトでご確認ください。


合同相談会日程|通信制高校・サポート校合同相談会に参加してみよう | 通信制高校があるじゃん!


合同相談会の歩き方サイトは


通信制高校・サポート校合同相談会に参加してみよう | 通信制高校があるじゃん!


いつか、どこかで

週刊ダイヤモンド『息子・娘を入れたい専門学校!』

専門学校について、いろいろお話しさせていただきました。

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◼︎大学・専門学校・通信制高校選び無料相談サイト→http://furutraman.wixsite.com/school◼︎教育支援センターNPOモア・フィールド→https://npomore.wixsite.com/field

◼︎ブログ→https://ameblo.jp/girls-love-school

※お問い合わせ→私までお願いいたします。

 

社会教育分野・商業実務分野・服飾分野・文化教養分野の特徴とポイント

通信制高校ポータルサイトで、「専門学校の選び方と押さえておきたいポイント」というテーマで10回シリーズの記事を配信しています。

 

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今回は、


その③

8分野に区分される専門学校の学科・コース(後編)の資格の種類や業界の特徴などを解説しています。

 

今回は、社会教育分野、商業実務分野、服飾分野、文化教養分野です。

 

https://www.stepup-school.net/sennmonn/sennmonn03.php

 

前回記事の分野(工業分野、農業分野、医療分野、衛生分野)はこちらをご参照ください。

 

https://www.stepup-school.net/sennmonn/sennmonn02.php